CentOS5.5にPHP5.3 やMySQL5.1 などの最新版をyum でインストールする方法

2010/7/11 現在

CentOS 5系(RedHat Enterprise Linux 5系)で
PHPの最新版(5.3.x系)を使いたくなった為バージョンアップすることにした。

出来ることなら、yumでのパッケージ管理をしたいので、「Les RPM de Remi」で公開されているRPMリポジトリを活用し、PHP(やMySQL)の最新版を導入することにした。

現時点での環境

$ cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.5 (Final)

$ php -v
PHP 5.1.6 (cli) (built: Mar 31 2010 02:44:37)
Copyright (c) 1997-2006 The PHP Group
Zend Engine v2.1.0, Copyright (c) 1998-2006 Zend Technologies

$ mysql --version
mysql  Ver 14.12 Distrib 5.0.77, for redhat-linux-gnu (i686) using readline 5.1

Les RPM de Remiのリポジトリ登録

以下を実行します。

$ sudo rpm -Uvh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/i386/epel-release-5-3.noarch.rpm
$ sudo rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-5.rpm

そうすると、「/etc/yum.repos.d/」配下に以下の設定ファイルが出来上がります。

・/etc/yum.repos.d/epel.repo
・/etc/yum.repos.d/remi.repo

PHPのバージョンアップ(rpmで5.1=>5.3)

登録したリポジトリを有効にする感じでインストールする。

$ sudo yum --enablerepo=remi install php

ここで、mysql の競合エラーが出たので先に mysql をインストール(アップデート)しておく

$ sudo yum --enablerepo=remi install mysql

もう一度、PHPのインストール(アップデート)実行

$ sudo yum --enablerepo=remi install php

php.ini の変更をして完了

$ sudo mv /etc/php.ini /etc/php.ini.old
$ sudo cp /usr/share/doc/php-common-5.3.2/php.ini-production /etc/php.ini

バージョン確認

$ php -v
PHP 5.3.2 (cli) (built: Apr 27 2010 20:28:18)
Copyright (c) 1997-2010 The PHP Group
Zend Engine v2.3.0, Copyright (c) 1998-2010 Zend Technologies

$ mysql --version
mysql  Ver 14.14 Distrib 5.1.48, for redhat-linux-gnu (i686) using readline 5.1

crontab を秒単位で設定する方法(15秒間隔, 30秒間隔など)

crontab は1分単位までの指定しかできませんが、下記のようにすれば、一応秒単位(秒間隔)で動作させることも可能らしいです。

15秒ごとにスクリプトを動かす crontab 設定

* * * * * /usr/bin/php hoge.php & sleep 15; /usr/bin/php hoge.php;

21時から翌3時まで、30秒ごとにスクリプトを動かす crontab 設定

* 21-3 * * * /usr/bin/php hoge.php & sleep 30; /usr/bin/php hoge.php;

参考:http://d.hatena.ne.jp/kasahi/20090126/1232983646

CentOS 5.4 に munin(サーバー監視ツール) をインストール MRTG/cacti

▼munin 本家サイト
http://munin-monitoring.org/

munin って何?

munin(ムーニン)は、オープンソースで公開されているサーバー監視、グラフ化ツールです。
MTRG/cacti などと同様のツールです。

主な特徴

  • 比較的導入が簡単
  • プラグインによる取得データの拡張が出来る
  • グラフ化部(マスター)とデータ取得部(ノード)が違うプログラムになっている

マスター(munin)とノード(munin-node)の役割

マスター: データ収集 + グラフ化
ノード: マスターへのデータ提供

▼munin のインストール
基本的に munin を yum でインストールします。
しかし、CentOS-Base.repo では munin のパッケージが見つからないので
dag.repo を使用して munin のインストールをします。

▼そこで、yum レポジトリの追加(dag.repo)
参考:http://mt.mizba.net/archives/001205.php

$ sudo vi /etc/yum.repos.d/dag.repo

[dag]
name=Dag RPM Repository for redhat
baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/dag/redhat/el$releasever/en/$basearch/dag
enabled=0   # enabled は0にして必要な時だけ有効にします
gpgcheck=1

続いて PGP key をインポートします。

$ sudo rpm --import http://dag.wieers.com/rpm/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt

これで dag.repo の設定は完了です。

▼次に munin を使用するに当たって必要になるアプリケーションのインストール
今回は「情報を集積するサーバ(マスター)」と「監視対象になるサーバ(ノード)」を
同一のサーバにするため munin と munin-node の両方をインストールします。

自分の場合は以下のようになりました。
※各自の環境によって違うと思います。

$ sudo yum --enablerepo=dag install munin munin-node

================================================================================
 Package                           Arch        Version              Repository  
================================================================================
Installing:
 munin                             noarch      1.2.5-2.el5.rf       dag         
 munin-node                        noarch      1.2.5-2.el5.rf       dag         
Installing for dependencies:
 perl-Compress-Zlib                i386        1.42-1.fc6           base        
 perl-Crypt-DES                    i386        2.05-3.2.el5.rf      rpmforge    
 perl-DateManip                    noarch      5.44-1.2.1           base        
 perl-Digest-HMAC                  noarch      1.01-15              base        
 perl-HTML-Parser                  i386        3.64-1.el5.rf        rpmforge    
 perl-HTML-Tagset                  noarch      3.20-1.el5.rf        rpmforge    
 perl-HTML-Template                noarch      2.9-1.el5.rf         rpmforge    
 perl-Net-SNMP                     noarch      5.2.0-1.2.el5.rf     rpmforge    
 perl-Net-Server                   noarch      0.97-1.el5.rf        rpmforge    
 perl-Socket6                      i386        0.23-1.el5.rf        rpmforge    
 perl-URI                          noarch      1.35-3               base        
 perl-libwww-perl                  noarch      5.805-1.1.1          base        

Transaction Summary
================================================================================
Install     14 Package(s)
Update       0 Package(s)
Remove       0 Package(s)

▼続いて munin の設定です。
といっても特に必要ないと思います。

作られたファイルは以下の設定ファイルを見ると分かります。
※各自の環境によって違うと思いますが。
設定ファイルは /etc/munin/munin.conf です。

自分の環境では、以下のようになっていました。

  ・htmldir /var/www/munin
  
  ・/etc/httpd/conf.d/munin.conf
    ScriptAlias /munin/cgi/ /var/www/munin/cgi/
    Alias /munin/ /var/www/munin/

▼設定ファイルの確認が終わったら munin の起動と apache の再起動をします。
・munin の起動及び自動起動設定

    $ sudo /etc/init.d/munin-node start
    Starting Munin Node:       [  OK  ]

    $ sudo /sbin/chkconfig --list munin-node
    munin-node      0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off
    
    off になっていたら、以下コマンドを実行
    $ sudo /sbin/chkconfig munin-node on
    $ sudo /sbin/chkconfig --list munin-node
    munin-node      0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off

上記のようになったら自動起動 OK!

・apache を再起動します。
munin を起動してからは5分おきにグラフが更新されるようになります。

    $ sudo /etc/init.d/httpd restart

apache の再起動が完了したら http://localhost/munin/ にアクセスし
munin の状況を見てみましょう。

munin-graph

このように、MRTG/cacti とよく似た感じのグラフィカルなグラフで
負荷状況やサーバー状態などを確認出来ます。

MRTG/cacti よりもインストール設定などが簡単なので是非とも
導入してみては如何でしょうか。