知っておきたい8つのサーバーリソース(ネットワーク)監視ツール

サーバーで何か問題が発生した場合、解決する為にこれらの監視ツールを使うと良いでしょう。

フリーおよびオープンソースのサーバーおよびネットワークの監視ツールはたくさんあります。

1.Munin

munin-graph
munin-graph

動作DEMO

これはCPU使用率、メモリ、ディスク容量のようなコアのシステムリソース、MySQL、Apacheのようなサーバーアプリケーションを監視することができます。

インストール方法や使い方については、
CentOS 5.4 に munin(サーバー監視ツール) をインストール MRTG/cacti
の記事を参考にしてください。

2.Cacti

cacti
cacti

これはMunin によく似ています。しかし、グラフのサイズを変更し任意の範囲で閲覧出来る事が違う点です。
Munin は1日、1週間、1ヶ月など固定の期間ですが、Cacti は直近の2時間、直近の4日間など自由な期間で表示する事が出来ます。

3.Nagios

nagios
nagios

このツールの提供元は、nagios が”ITインフラ監視の業界標準”であることを述べています。
確かにその通りかも知れません。多くのサイトで利用実績があるようです。

動作DEMO

4.Zabbix

zabbix
zabbix

機能的にはNagios と似ています。

5.observium

observium
observium

こちらもNagios にも劣らず機能豊富です。
動作DEMO

6.ganglia

ganglia
ganglia

動作DEMO

7.monit

monit
monit

8.zenoss

zenoss
zenoss

これは、Zenoss Enterpriseと呼ばれる商用サーバ監視ツールのオープンソース版です。Nagiosのプラグインフォーマットをサポートしているので、様々なNagiosのプラグインはZenossでも利用することができます。

CentOS 5.4 に munin(サーバー監視ツール) をインストール MRTG/cacti

▼munin 本家サイト
http://munin-monitoring.org/

munin って何?

munin(ムーニン)は、オープンソースで公開されているサーバー監視、グラフ化ツールです。
MTRG/cacti などと同様のツールです。

主な特徴

  • 比較的導入が簡単
  • プラグインによる取得データの拡張が出来る
  • グラフ化部(マスター)とデータ取得部(ノード)が違うプログラムになっている

マスター(munin)とノード(munin-node)の役割

マスター: データ収集 + グラフ化
ノード: マスターへのデータ提供

▼munin のインストール
基本的に munin を yum でインストールします。
しかし、CentOS-Base.repo では munin のパッケージが見つからないので
dag.repo を使用して munin のインストールをします。

▼そこで、yum レポジトリの追加(dag.repo)
参考:http://mt.mizba.net/archives/001205.php

$ sudo vi /etc/yum.repos.d/dag.repo

[dag]
name=Dag RPM Repository for redhat
baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/dag/redhat/el$releasever/en/$basearch/dag
enabled=0   # enabled は0にして必要な時だけ有効にします
gpgcheck=1

続いて PGP key をインポートします。

$ sudo rpm --import http://dag.wieers.com/rpm/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt

これで dag.repo の設定は完了です。

▼次に munin を使用するに当たって必要になるアプリケーションのインストール
今回は「情報を集積するサーバ(マスター)」と「監視対象になるサーバ(ノード)」を
同一のサーバにするため munin と munin-node の両方をインストールします。

自分の場合は以下のようになりました。
※各自の環境によって違うと思います。

$ sudo yum --enablerepo=dag install munin munin-node

================================================================================
 Package                           Arch        Version              Repository  
================================================================================
Installing:
 munin                             noarch      1.2.5-2.el5.rf       dag         
 munin-node                        noarch      1.2.5-2.el5.rf       dag         
Installing for dependencies:
 perl-Compress-Zlib                i386        1.42-1.fc6           base        
 perl-Crypt-DES                    i386        2.05-3.2.el5.rf      rpmforge    
 perl-DateManip                    noarch      5.44-1.2.1           base        
 perl-Digest-HMAC                  noarch      1.01-15              base        
 perl-HTML-Parser                  i386        3.64-1.el5.rf        rpmforge    
 perl-HTML-Tagset                  noarch      3.20-1.el5.rf        rpmforge    
 perl-HTML-Template                noarch      2.9-1.el5.rf         rpmforge    
 perl-Net-SNMP                     noarch      5.2.0-1.2.el5.rf     rpmforge    
 perl-Net-Server                   noarch      0.97-1.el5.rf        rpmforge    
 perl-Socket6                      i386        0.23-1.el5.rf        rpmforge    
 perl-URI                          noarch      1.35-3               base        
 perl-libwww-perl                  noarch      5.805-1.1.1          base        

Transaction Summary
================================================================================
Install     14 Package(s)
Update       0 Package(s)
Remove       0 Package(s)

▼続いて munin の設定です。
といっても特に必要ないと思います。

作られたファイルは以下の設定ファイルを見ると分かります。
※各自の環境によって違うと思いますが。
設定ファイルは /etc/munin/munin.conf です。

自分の環境では、以下のようになっていました。

  ・htmldir /var/www/munin
  
  ・/etc/httpd/conf.d/munin.conf
    ScriptAlias /munin/cgi/ /var/www/munin/cgi/
    Alias /munin/ /var/www/munin/

▼設定ファイルの確認が終わったら munin の起動と apache の再起動をします。
・munin の起動及び自動起動設定

    $ sudo /etc/init.d/munin-node start
    Starting Munin Node:       [  OK  ]

    $ sudo /sbin/chkconfig --list munin-node
    munin-node      0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off
    
    off になっていたら、以下コマンドを実行
    $ sudo /sbin/chkconfig munin-node on
    $ sudo /sbin/chkconfig --list munin-node
    munin-node      0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off

上記のようになったら自動起動 OK!

・apache を再起動します。
munin を起動してからは5分おきにグラフが更新されるようになります。

    $ sudo /etc/init.d/httpd restart

apache の再起動が完了したら http://localhost/munin/ にアクセスし
munin の状況を見てみましょう。

munin-graph

このように、MRTG/cacti とよく似た感じのグラフィカルなグラフで
負荷状況やサーバー状態などを確認出来ます。

MRTG/cacti よりもインストール設定などが簡単なので是非とも
導入してみては如何でしょうか。